2020年11月05日 16:06
エンカレッジは、新卒の障害者採用に取り組む企業が知っておくべき、大学生のホンネと企業ができる工夫について解説した「障害者雇用マニュアル～新卒採用編～」を作成、11月4日より無料で提供を開始した。
昨今、障害者法定雇用率の増加等に伴い、障害者雇用においても新卒採用に取り組む企業が増えている。しかし、一般の新卒採用とは異なる点も多く、「障害学生が何を求めているか分からない」、「障害者雇用の経験が少なく、どのように採用すればいいか分からない」、「障害学生からなかなか応募が来ない」、「せっかく内定を出しても辞退されてしまう」といった採用に悩む企業担当者の声もよく聞かれる。
同社では、2013年より障害のある学生や既卒生の就職支援を開始、これまでに1000名以上の若者の就職を支えてきた。その中で、企業の障害者雇用担当者から採用に関する相談を受けるケースも増えていることから、採用活動における大事なポイントや学生のニーズを踏まえて企業側ができる工夫をまとめた資料が必要と考え、本マニュアルの作成を開始した。本マニュアルでは、障害学生マーケットの全体像、障害学生のニーズと企業側ができる4つの工夫、自社の新卒採用力を測るチェックリスト、新卒の障害者採用がうまくいっている企業の事例など、採用活動に役立つ内容をコンパクトにまとめた。すでに新卒の障害者採用に取り組んでいる人だけでなく、これから採用を検討したい、採用に関心があるという人にも役立つように、基本的な情報からまとめている。
