2020年10月26日 09:23

デジタルベースキャピタルと桐井製作所は、建設業界のDX、オープンイノベーションを推進する「ConTech LAB(コンテックラボ)」を共同で設立する。

日本においては生産年齢人口の減少が予想される中、建設業界において生産性の向上は避けられない課題だ。国土交通省では、建設現場における生産性の向上、魅力ある建設現場を目指して「i-Construction」プロジェクトを立ち上げ、建設業界、建設事業者におけるIT導入、活用の推進を行っている。建設業界に留まらず、ITや、スタートアップ企業による新たな取り組みは、XTech(クロステック)と呼ばれ、建設×ITの「ConTech」においては、日本及び海外でITを活用した業務効率化や新サービス、スタートアップ企業が誕生するなど盛り上がりを見せている。

一方で、国内市場規模60兆円を超える巨大な建設業界では、スタートアップの数もまだ少なく、事業者によるIT活用も十分に進んでいるとは言えない。そこで、IT活用を推進したい事業者、ConTechをはじめとするスタートアップ企業、ベンチャーキャピタルなどの投資家、有識者などの専門家らが交流、相互理解を促進する場が必要と考え、今回の「ConTech LAB」設立に至った。「ConTech LAB」では、建設業界のさらなる発展を目指して、DX及びオープンイノベーションの推進に向けた連携、協業のサポート、国内外のConTechの調査・研究を実施していく。

11月11日開催「ConTech LAB 設立記念イベント(仮称)」詳細はこちら