2020年09月29日 12:45

エレグランスは、10月1日より、フェイスラインが見える「ヘアサロン専用シースルーマスク」の発売を開始する。
同社は2009年より、独自の立体裁断技術を活かしたエプロンの企画デザイン販売を行ってきた。今回のコロナ禍により、10年来パートナーシップを組んできた縫製工場も事業の継続が危ぶまれる状況となったため、同社シルクインナー事業で保有していたシルク生地を、エプロン事業で蓄積した立体裁断技術を用いてマスクとして製品化、約5000枚を販売した。
社会的には自粛が緩和されたものの、工場には従来その時期にあるべきである秋冬の縫製依頼もなく、春先への見通しもないという状態が続いていた。また、マスクの販売を通じ、ユーザーからの「長い自粛の疲れを癒やすためにもヘアサロンに行きたいがマスクが着けられないことが不安」という声をきっかけに、今回の製品化に踏み切った。
「ヘアサロン専用シースルーマスク」は、シャンプーやヘア剤の塗布のためにマスクが着けられない人のために、安心して施術時間を過ごしてもらうために開発した。また、従来の使い捨てマスクではフェイスラインが隠れて、正確なカットができないというサロンの悩みを解消した製品だ。粘着シールタイプなので「耳紐」がなく、ヘア剤の塗布やシャンプーにも邪魔にならない。独自の立体パターンでフェイスラインに密着し細かな毛などの侵入を防ぐ。さらに使い捨てで安心安全だ。
価格は100枚入4000円(税別)。発売日は10月1日。販売は同社HP。