2020年09月14日 16:20

ロジクラは、全国の倉庫事業者向けに「3PLパートナープログラム」を正式開始する。
同社が提供するクラウド在庫管理ソフト「ロジクラ」は、入荷から在庫管理、受注オーダーの自動取り込みから出荷までの全ての物流オペレーションを一括管理することができる。小売店舗、倉庫業にも対応し、マルチチャネルでの物流作業を手助けするクラウド在庫管理のSaaSだ。
「3PLパートナープログラム」とは、「ロジクラ」を利用している1万社を超える小売事業者のうち、倉庫探しに困っている事業者を連携3PLに紹介するプログラム。同社では、日々多くの小売事業者より、「自社の商材やオペレーション等のニーズに合った倉庫はないか?」「倉庫からの見積もりが分かりにくく、どうやって比較すればいいか分からない」といった相談を受けている。一方で、3PL事業者からは、在庫管理ソフトなどのようなIT投資を行う以前に「新規の顧客にどうコンタクトを取ればいいか分からない」「顧客が継続して利用するか分からないため、IT投資に踏み切れない」といった悩みも聞いていた。
同プログラムは、連携3PLの人々に限り、同社が小売事業者と3PL事業者をつなぐことで、上記の問題を解決するためのプログラムとなる。6月より、同プログラムの本格的なテストを開始したところ、非常に多くの小売事業者から相談があり、テストに協力した3PL事業者の新設センター約1000坪の満床化に貢献した。