2020年09月14日 16:14

中部日本放送(CBC)は、SDGs達成のための取り組みを推進するため、国連が世界の報道機関に協力を呼びかける「SDGメディア・コンパクト」に、9月10日に加盟した。
「SDGメディア・コンパクト」は、国連がSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)に対する認知向上に新たな弾みをつけるためのイニシアティブとして2018年9月に発足したもの。世界中の報道機関とエンターテインメント企業に対し、ゴールズ達成に向けた参画の拡大に協力するよう呼びかけている。各国政府は一致団結してゴールズを定めたものの、政府だけでそれを達成することはできない。2030年までにSDGsを達成するためには、市民社会や企業、国際機関、個人など、その他の主体による協調行動も必要になる。メディアは、市民対話を盛り上げるとともに、持続可能な開発を支援し、ゴールズを達成するための方法に関する知識を深めるうえで、特に欠かせない役割を果たす。
12月に創立70周年を迎えるCBCは、この加盟をきっかけに、メディア企業として、CBCテレビ、CBCラジオをはじめとするグループ全体でSDGsの17の課題解決に向けた取り組みを推進。テレビ・ラジオの報道・情報番組やイベントなどを通じて、SDGsに関するテーマを積極的に取り上げ、社会課題解決に向けた情報発信を進めていく。また、報道・制作部門だけでなく、社内の各部門やグループ各社とも横断的な連携を図りながら、新たな展開を目指していく。