2020年09月11日 13:00

良品計画は、書籍「GINZA」を、9月18日から、無印良品銀座にて発売する。

無印良品は、各地域で店舗を起点とした「土着化」を進めている。店とそこに暮らす人とのつながりを育て、地域にねざした情報を提供するこの取り組みは、自社アプリ「MUJIPASSPORT」で、各店舗から「おたより」として発信している。

今回刊行するガイドブック「GINZA」(発行元:良品計画)は、無印良品銀座の土着化取り組みの一環として、銀座の街の魅力を独自に取材し、文庫サイズの書籍にまとめたもの。世の中にあふれるガイドブックとは一線を画する、生活者にも、旅行者にもたのしんでもらえるガイドブックだ。うまい定食屋、ふしぎな路地裏、花街の銭湯、15時にひらくバーなど、健やかな銀座を紹介する。

冒頭には、銀座の街を俯瞰できる描き下ろしイラストの全体マップと、「銀座の仕事服しらべ」と題して、銀座で働く人たちの服装のイラストを掲載した。これは考現学の創始者であり、20世紀初頭に銀座の街頭で街ゆく人々の服装などを丹念に調査した、今和次郎へのオマージュでもある。本編では、銀座の街を1丁目から8丁目まで丁目ごとに紹介。そして、巻末の「銀座細見」では、本編で紹介しきれなかった内容も含め、「一目惚れ」「二人で行きたい」「三時のおやつ」など、異なる9つのテーマで、時代とともに変化するGINZAで変わらない贅沢をあつめて案内する。

価格は1200円(税抜)。発売日は9月18日(無印良品銀座)。他のMUJIBOOKS展開店舗は10月から順次取扱開始。

無印良品