2020年09月03日 12:56

京都市では、ふるさと納税返礼品拡充の取り組みとして、9月2日より、京都市の老舗料亭の「おせち料理」をはじめ、宝酒造の「缶チューハイ」などの京都おなじみの返礼品を新たに追加した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2019年度の人気返礼品であった旅行クーポンの代わりとなるものを模索する中で、現在は、京都肉の切り落としや「手付焼網」などの実用的な伝産品、クラフトビール、漬物・おばんざいセットなどが人気となっているため、今回大幅な拡充に着手した。
新たに追加した「おせち料理」は、老舗料亭「たん熊北店」をはじめ、「おばんざい」が人気のお店「京菜味のむら」や、貴船神社の社家職が起源の料理屋「貴船右源太」などの多種多様なおせちを用意した。宝酒造の「缶チューハイ」は、代表作であり、日本初の缶入りチューハイ「タカラcanチューハイ」の他、元祖「焼酎」ハイボールの味わいを追求したチューハイ缶や、スパークリング清酒「澪」などを取り揃えている。その他にも、京都のお土産として人気「よーじや」の雑貨や京都発祥の「Dari K(ダリケー)」のチョコレートも新しく追加した。
京都市では、2020年度の寄付目標額を5億円と設定し、年末のふるさと納税寄付額が伸びる時期に向けてジャンルを絞らない返礼品の拡充を行い、寄付獲得に向けて取り組みを進めている。京都市ならではの返礼品を約300種類取り揃えた。