2020年09月02日 18:35

壽は、新型コロナウイルス感染症が蔓延するなか、銅の持つ抗ウイルス効果に着目し、三菱マテリアルの除菌性耐変色銅合金「クリーンブライト」を使用した、抗ウイルスボールペン「Cure29」を開発した。

壽が欧州で展開する「PENAC」 ブランドより、「Cure29」を1000円+税で10月15日より発売する。商品名の「Cure29」は、銅の元素記号であるCuを冠し、病気を治すという意があるCureと銅の原子番号である29から名づけられた。

現在、世界的にコロナウイルスが蔓延しており、日本国内でも第二波が到来している。その中で、筆記具メーカーとして、生活の中でコロナウイルスに限らずウイルスへの対策を行う事が何かできないかと考えた。銅には潜在的に抗ウイルス効果が備わっており、様々なウイルスを抑制する効果があることで知られている。しかし、銅は時間とともに変色し、美観を損ねてしまうため、日用品向けの素材としてはあまり普及していない。また、変色を抑止するためのコーティング加工を施すと抗ウイルス効果が損なわれてしまう。抗ウイルスボールペン「Cure29」は銅の抗ウイルス効果はそのままに銅が変色するという欠点も抑制した画期的な抗ウイルス銅製ペンとなる。

「ペナック Cure29 ボールペン」のインク色は黒。ボール径は0.7mm。軸色はシャンパンゴールド。価格は、本体価格1000円+消費税となる。