2020年08月28日 17:54

「名古屋シメパフェ」を運営する「名古屋パフェ推進員会」は、農林水産省の「プラスワンプロジェクト」の一環として、乳製品の消費拡大を呼びかけるキャンペーンを行う。

「シメパフェ」は「一日の締めくくりにパフェを食べる」という札幌発の新しいフードカルチャー。一店舗の商品の宣伝ではなく「食文化」として情報発信をすることでメディアの取材や企業とのタイアップを数多く呼び込むことに成功。札幌のみならず全国や海外にも認知が広がり、加盟店の売り上げ向上はもちろん、観光の振興やインバウンドの拡大、農畜産物の消費拡大に貢献してきた。

一旗は、名古屋学院大学商学部「杉浦ゼミ」(地域イノベーション)と共同で、2019年に「一日の締めくくりにパフェを食べよう」というご当地フードカルチャー「名古屋シメパフェ」を立ち上げた。2019年は加盟店の募集やプロモーションといった活動に産学連携で取り組み多くのメディアで取り上げられ、現在は名古屋近郊の19店舗が加盟している。

パフェに欠かせない生乳は生産量が短期的にコントロールできず、生乳の廃棄といった食品ロスや乳牛を減らすといった問題が酪農家に迫っている。「名古屋パフェ推進委員会」は、加盟店で乳製品をふんだんに使ったパフェを食べてもらうことで、乳製品の消費拡大に貢献し、酪農家を応援したいと考えている。

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