2020年08月07日 17:37

JAGフィールドは30~50代の有職者男女を対象に、新型コロナウイルスによる異なる業界への転職に関する調査を実施した。

はじめに、「あなたの会社では新型コロナウイルスによってどのような影響を受けたか(複数回答可)」と質問したところ、「売り上げの減少(38.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「給料やボーナスの減額(29.0%)」「来客者数の減少(18.2%)」「休業要請による休業(13.3%)」」と続いた。

また、「新型コロナウイルスの感染拡大によって転職を考えるようになったか」という質問には、5人に1人以上が「はい(22.1%)」と回答した。「現在の職業とは異なる業界への転職を検討しているか」との質問には、こちらも5人に1人以上が「はい(22.8%)」と回答。具体的な理由としては、「安定した企業で技術を求められる企業に就職した方が倒産の心配がないから」(40代/女性/東京都)、「世の中に左右されたくない」(50代/男性/神奈川県)などの回答が寄せられた。新型コロナウイルスの影響で、今回のような予期せぬ事態にも耐えられ、なおかつ需要がある業界に転職を検討しているようだ。

転職で業界を考える際のポイントとしては、「給料や待遇」との回答が最も多く、次いで「仕事内容」「勤務地」と続く。なお、5年後10年後も需要がある業界としては、「建設業」「情報・通信業」「水産・農林業」「金融・保険業」などが挙げられた。