2020年08月06日 16:09

岡山県西粟倉村は、起業支援プログラム「西粟倉ローカルベンチャースクール2021(LVS)」のエントリー募集を開始した。

西粟倉村は、岡山県の最北東端に位置し、兵庫県や鳥取県の県境に接している面積の約95%が山林の村で、6月1日現在、人口1433人、615世帯が暮らしている。「平成の大合併」で自立の道を選択し、2008年に「百年の森林(もり)構想」を掲げ、伐採から加工、流通までを行う林業の六次産業化や、移住起業支援事業である「ローカルベンチャースクール」などに取り組んできた。他の自治体から林業による地方創生を行っている先駆的事例として注目されている。

「西粟倉ローカルベンチャースクール」は、2015年から実施し、現在まで10名以上の起業家を輩出してきた。エーゼロと共同し、LVSのメンターによる事業相談を体験できるオンラインイベント等を今年度は実施予定だ。1年目(2021年4月~2022年3月)は起業家としてのスタート期。村のリソースを活用しながら、とことんアクションを重ね、事業を具体化していく1年間となる。事業を後押しする研修や、悩んだり、迷ったりした時に対話を行う面談などの機会も予定している。1年目の冬には起業家としての成熟度を測る審査会があり、審査を通過した人のみ、2年目以降の支援を継続することができる。

エントリー締切日は11月6日。

公式募集サイト