2020年08月04日 14:57

エイチ・アイ・エス(HIS)とDMM.comは、観光デジタルコンテンツを開発し、地域と旅行者をつなぎ地域活性化を推進することを目的とした新会社「株式会社地域創生LAB」を7月15日に設立し、8月3日より事業を開始した。

HISグループは、テーマパーク事業である「ハウステンボス(長崎県佐世保市)」、「ラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)」の運営をはじめ、複合施設の「SAKURA MACHI Kumamoto(熊本県熊本市)」、ホテル事業では「変なホテル」を国内に16棟に展開(8月3日時点)するなど、地域に根付いた装置産業を展開。DMMグループは、水に入るミュージアム「チームラボプラネッツTOKYO(東京都江東区)」をはじめ、「DMMかりゆし水族館(沖縄県豊見城市)」を運営しており、最新のIoT技術やデジタルアートの技術を活かした事業を展開している。

両社の事業分野には、地域活性に通ずる共通点があり、HISの旅行事業の強みである集客・送客機能と、DMMの強みであるデジタルコンテンツ開発を掛け合わせることで、地域の魅力を引き出し、新しい観光コンテンツを開発し、告知・旅行商品素材として提供することを新会社の地域創生LABが担う。さらに、地域や状況に合わせた販売・集客の仕組みを構築し、交流人口と消費額の最大化を目指す事業目的を、地域の関係者と共有し、共に地域共栄、地域創生を行うオンリーワンの展開を行っていく。

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