2020年07月29日 15:03

エミレーツ航空は、利用フライトクラスや渡航先に関わらず、エミレーツ航空を利用後に渡航先で新型コロナウイルス感染症と診断を受けた場合、医療費と隔離費用を無料で補償するサービスを開始する。

新型コロナウイルス感染症関連の医療費等を無料で航空会社が負担するのは世界初。エミレーツ航空の利用者が渡航先で新型コロナウイルス感染症と診断された場合、最高15万ユーロの医療費と1日当たり100ユーロ、14日間の隔離費用を負担する。今回の取り組みは、フライトクラスや目的地に関係なく、エミレーツ航空が利用者に無料で提供。このサービスは、10月31日までにエミレーツ航空を利用する全ての人が対象(乗継便・乗換便を利用の場合は、最初のフライトを10月31日までに利用した人が対象)。フライトから31日間が補償対象期間となり、目的地に到着後、別の都市に移動した場合も、新型コロナウイルスに感染していると診断された利用者が対象となる。

登録やフォームへの入力を行う必要はない。また、エミレーツ航空が提供するこのサービスを利用するかどうかは利用者の任意となる。旅行中に新型コロナウイルス感染症と診断された、費用の負担を希望する利用者は、専用のホットラインに連絡をする。

エミレーツ航空は現在、60都市以上にフライトを再開しており、世界中の人々がドバイをハブに、南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中東、およびアジア太平洋間の旅行を快適に楽しめる。

エミレーツ航空