2020年07月14日 13:35

エコラは、8月1日、借りながら貸せるシェア型複合施設「TNER(トナー)」を、宮城県仙台市にグランドオープンする。

同社は、「価値ある住まい(不動産)と豊かな住環境(住空間)を同時に提供する」をコンセプトに、中古不動産のリフォーム・改修・再生を手がける会社として設立。一戸単位のマンションや戸建てのリノベーション分譲事業、賃貸リノベーション、ビルをレジデンスなどに用途変更するコンバージョン事業などを手がけている。

築38年のオフィスビルを一棟丸ごとリノベーションした「TNER」は、賃借人が借りた区画において、他のテナントとシェアできるだけでなく、使っていない時間を時間単位でも他の人に貸し出すことを不動産オーナーが公認。これまでの賃貸の常識をひっくり返した、新しいスタイルのシェア型複合施設となっている。個人・法人問わず、使っていない時間を他の人に貸し出した分の家賃収入があるため、時間もお金も無駄にしない賃借人に嬉しい仕組みだ。

今後は、受付にキャリアカウンセラーを採用し、入居者の仕事に関してはもちろん、借りている区画の2次利用の相談や、入居者同士や本物件を利用する人々をつなぐことで、コミュニティの醸成や新たなビジネスへの発展を目指す。また、転貸可能物件と公言することで、周辺相場より高家賃での賃貸契約に寄与しており、賃借人だけでなく、不動産オーナーにとってもメリットのある仕組みとなっている。

所在地は、宮城県仙台市青葉区二日町17-22。

公式WEBサイト