2020年07月10日 17:53

足や腕のむくみ予防・治療用の「弾圧着衣」を提供する医療機器メーカーであるアステラ・メディカルは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、7月16日(木)より募集による投資申込みの受付を開始する。

同社は、乳がん術後の後遺症である「リンパ浮腫」に悩む女性に向けて、既存市場に流通している商品とは見た目から異なる医療用「弾性アームスリーブ」の開発に着手。開発コンセプトは、「職場やプライベートで人目を気にせず着用できる弾性着衣」。医療機器としてのスペックはそのままに、「柔らかさ」と「おしゃれさ」を程よく兼ね備えた商品となっている。

商品開発にあたり、創業130余年を有する老舗ファッションメーカー「福助」とがタッグを組み、シナジーを活かして商品化。クラウドファンディングで調達した資金使途は、実際のリンパ浮腫患者による装着モニタリング用プロトタイプの製作資金などに充当され、「医療現場の声」を拾い集めた開発プロセスに活かしていく。浮腫状態を緩和し、リンパ還流を促進するために必要な着圧レベルはそのままに、「柔らかさ・薄さ(機能性)」と「ファッション性(おしゃれ)」を程よく兼ね備えた、全く新しいタイプの「医療用弾性スリーブ」を開発する計画。

アステラ・メディカル社の強みは、前身企業で築き上げた「約300の医療機関」の取引実績。福助のブランドバリューとの相乗効果で1000病院の契約獲得を目指す。プロジェクトページはこちら