2020年06月29日 08:50

出前館が運営する出前サービス「出前館」は、新型コロナウイルスの影響を受け、スポンサーフィーや大会賞金等を獲得する機会が減っているアスリートに対し、全国に拡がる「出前館」の配達スタッフとして空き時間に活動してもらうことで、アスリートの支援を開始する。

「出前館」は、もともとは宅配ピザ、宅配寿司等を中心とした宅配専門店を多く取り揃えていたが、2017年より、配達機能を持たない店舗でも「出前館」に加盟する複数店舗で、「出前館」が連携した配達機能をシェアすることにより出前が可能になるサービス「シェアリングデリバリー」を開始している。

今回、新型コロナウイルスの影響で大会等の稼働機会が少なくなり、収入が減少し、さまざまなアルバイトを行うアスリートも増えている状況にあることから、「出前館」では礼儀正しく、かつ体力もあるアスリートの受け入れを増やす方針を決めた。特に「シェアリングデリバリー」の仕組みと相性の良い自転車競技のアスリートに対しては、特別手当等の金銭的な支援と同時に、配達時にアスリートのプロフイールカードを配布してもらうことで、アスリートの認知度アップと活動の認知及び寄付の呼びかけも行っていきたいと考えている。

その第1弾として6月28日より、「出前館」の「シェアリングデリバリー」の配達手段に必須となっている「自転車」にスポットを当て、日本のトップ自転車競技者である新田祐大選手、小林優香選手らを筆頭に、自転車競技ライセンス登録者等、約1万人のアスリートを対象に、支援をスタートする。

出前館