2020年06月23日 17:29

ピープル株式会社は、2020年5月、ベビー玩具「お米のおもちゃ」シリーズの原料である「お米」の産地、新潟県南魚沼市に田んぼを借りた。 同社では、原料にライスレジンを使用した「お米のおもちゃ」シリーズを製造している。

ライスレジンとは、廃棄されるお米を捨てずに活用したバイオマスプラスチック樹脂。非食米や米粉、お餅を始めとする様々なフードロス等から作られ、南魚沼に本社がある「バイオマスレジン南魚沼」で生産されている。「お米のおもちゃ」シリーズの、原料は契約農家で作られた国産米、さらに製造も日本国内で行っているという「純国産」の安心感は、出産祝いやお誕生日祝いの贈り物として累計80万人以上に選ばれ、今年で10周年を迎えた。

この度、原料の「お米」についてもっと知りたいという開発担当者の思いと、自分たちが愛する作物を田植えや収穫に興味を持って活用して欲しいという農家の人たちの思いが出会い、2020年5月、バイオマスレジン南魚沼の協力によって、南魚沼に本当に田んぼを借りるという夢が実現した。

同社では、今後は南魚沼の農家の協力と理解を得ながら、初夏の草取りや秋の稲刈りなど年間を通してお米作りにも関わっていけたらと考えている。さらに「お米のおもちゃ」を通して、多くの人に、原料が育った田んぼの様子やそれに関わった農家の人たちにも思いを馳せて欲しいと考えている。詳しくはこちら