2020年06月23日 16:55

ベクストは、6月24日、生命保険業界向けに苦情分類ソリューション「VextChecker生保向け苦情分類エディション」の提供を開始する。

生命保険会社では、顧客からの苦情受付情報を生命保険協会の基準に沿い分類・報告を行い、生命保険業界全体における信頼性の維持を保っている。しかし複雑な苦情内容を、所定の基準に沿って分類・集計することは難しく、人によって分類基準が異なるだけでなく、分類するために労力を要する業務となり、分類業務の均一化・効率化が求められてきた。

「VextChecker生保向け苦情分類エディション」では、過去の応対履歴データから分類判定に必要な教師データ候補を自動抽出することで、人間の判断を利用した事例ベースでの「自動分類判定」が可能となる。これにより、担当者の大幅な作業工数の削減や、分類判定の根拠となるデータを可視化することで分類精度を均一化することができる。また、新しい苦情表現が出現した場合もシステムが自動で教師データ候補を抽出し、リコメンドする事で人間の判断を含めたタイムリーなデータメンテナンスを実現する。

さらに、姉妹製品である自動要約ソリューション「VextResume」を組み合わせることで、音声認識によりテキスト化したデータを自動要約し、要約した苦情テキストを自動分類することができる。音声認識~要約~苦情分類の一連の業務を全て自動化することも可能だ。

価格は20万円/月(税抜)~。リリース日は6月24日(予定)。

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