2020年05月26日 17:54

ピクシブが運営する「pixiv」の投稿作品に設定できる「作品タグ」の翻訳協力者数が、2020年5月に12,000人を突破した。

pixivとは、「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターのためのSNS。「創作活動がもっと楽しくなる場所」という理念のもと、作品(イラスト・マンガ・小説)の発表と交流に特化したサービスとして2007年9月に開始。現在、ユーザー数は5000万人を突破している。

作品タグの翻訳提案機能は、海外ユーザーが作品を探しやすくなるように開発された機能で、多くのボランティアによる協力があり、60,000件以上の作品タグが翻訳され、実際にサービス内で提供されている。翻訳言語は、英語、韓国語、簡体字、繁体字など多岐にわたり、pixiv内で翻訳を提案した人は11,369ユーザー、Crowdinのプロジェクト参加メンバー数が763ユーザーになる。

pixivでは、クリエイターが投稿した作品を、国内外問わず届けられるように日々サービスの改善を進めているが、海外ユーザーが増加するとともに翻訳の需要も徐々に高まっている。そこで、2018年4月にpixivの作品タグに翻訳提案をできる機能をリリース。それから2年ほどで、翻訳協力者数12,000人突破を達成した。翻訳提案機能のリリース当初は、pixiv内で翻訳提案を受け付けていたが、現在はローカライゼーションマネージメントプラットフォームのCrowdinで翻訳提案を受け付けている。