2020年05月21日 17:59

サイボウズは、一般社団法人「えひめ暮らしネットワーク」で同社の「kintone(キントーン)」が活用されていることを発表した。

kintoneは業務アプリ開発プラットフォームで、営業の案件管理、客からの問い合わせ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、用途に合わせた業務アプリの作成が可能。アプリケーションはノンプログラミングで開発でき、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現する。

一方、「えひめ暮らしネットワーク」は、愛媛で自分らしく暮らし、働く人達をつないで支援するネットワーク組織。愛媛県全域の移住促進、地域おこし協力隊や既移住者のフォロー、ローカルビジネスを目指す人のためのバックアップに取り組んでいる。しかし地域おこし協力隊メンバー、行政、支援機関などの交流は同じ県内であっても活発なものとはいえず、横のつながりやOB、OGとの連携が無く、県単位で協力体制ができていなかったため、ノウハウや知見が貯まらず活性化していない状態だった。

そこでkintoneを導入することで、自治体だけでなくOB、OG、移住者、県内外で活躍する愛媛県出身者などを巻き込んだ大きなネットワークでの交流が可能に。地域おこし協力隊の定着、定住の支援を行い、これまで以上に活発な活動やビジネスマッチングなどの新たな取り組みを実現した。