2020年05月20日 12:11

ファームフェスは、都市部と地域をつなぐ次世代型無人販売サービス「LOCKAL(ロッカル)」の実証実験を開始する。

「LOCKAL」とは、「LOCKER+LOCAL」の造語で、都市部の空きスペースを活用し、地域(LOCAL)と地域(LOCAL)を繋げ、食を通じた新たなコミュニケーションを図るサービス。AI、IoTを活用し、ロッカーのようにいつでも受け取り可能にすることで、ポストコロナ時代のキーとなる適度な距離感を保ちつつ、地域と地元、地元と地域のコミュニケーションを円滑に図ることを可能にする。

新型コロナウイルスは、この先いつ収束するか先が見えない状況にあり、必然的に家で過ごす時間が増えている中、食の重要度が増している。地域と都市部をつなげる活動を続けている同社は、地域の新鮮で美味しい農作物を様々な食として都市部に届け、ポストコロナの食卓をより豊かにする。また、販路・流通の拡大、飲食店の収益化、フードロスの軽減などを目指す。

今回「LOCKAL」第1弾の実証実験として、中目黒の飲食店「中目黒ラウンジ」の店頭を活用し、山梨県北杜市産の有機野菜の無人販売をスタート。今後は、販売店舗の拡大、生産者の募集、流通対象を生鮮品に加え加工品等への拡大、ビッグデータや画像認識などのテクノロジーを活用したツールの開発などを予定している。

「中目黒ラウンジ」の住所は、東京都目黒区上目黒3丁目6-18 TYビル。

ファームフェス