2020年05月20日 12:06

ブレインは、昨今の新型コロナウイルスによる影響を踏まえ、全国約5000件の導入実績があるPOSレジ「ブレインレジスター」と連動した混雑状況のリアルタイム表示システム「3密モニター」の提供を開始する。
新型コロナウイルスの影響により、日常から3密(密閉・密集・密接)を避け、ソーシャルディスタンスを考慮した上で行動することが求められている。そのため、多くの店舗や施設では時短営業や入場の制限を実施するなどの感染防止対策を講じている。しかし、時短営業によって来店時間が集中したり、入場制限をかけたことで反対に行列が発生して混雑することがあるなど、双方にとってマイナスな状況となっている。同社ではこれらの問題を解決すべく混雑状況のリアルタイム表示システム「3密モニター」を開発した。
「3密モニター」は、同社が取得している特許(第5393920号)に基づいて開発された、店舗や施設の混雑状況をリアルタイムに表示するシステム。例えば飲食店の場合、POSレジや専用端末から注文を取る際に、店舗のテーブル稼働状況がリアルタイムに反映される。このリアルタイム情報を外部に公開することにより、正確な情報を発信できる。店舗や施設では特別な作業の必要はなく、利用客は来店前にシステム側の提供するURLを確認することで、現在の混雑状況を確認することが可能だ。その結果、来店時間の分散にもつながり、店舗や施設は3密の状況を回避した上で業務を行える。