2020年05月20日 12:06

ハッカズークは、「企業とアルムナイ(企業の退職者)の関係」を研究する組織「アルムナイ研究所」を5月に設立した。
同社は、「企業と個人の新しい関係」をビジョンに、アルムナイに特化した事業を展開している。アルムナイ特化型クラウドシステム「Official-Alumni.com」やコンサルティングを提供し、2017年の設立以来、上場企業を中心に多くの企業でアルムナイとの関係構築のサポートをしてきた。
企業とアルムナイが退職後も繋がることは日本ではまだ新しい考え方であり、事例や情報が十分であるとは言えない。「人生100年時代」となり、転職が珍しくなくなった現在においても、「退職者=裏切り者」という扱いをされるケースも多く見受けられる。「企業と個人の新しい関係」というビジョンの達成のためには、より幅広い事例調査や研究、そしてそのような調査や研究からの発見を発信していくことが必要だ。同じビジョンを持ったパートナーや企業との協業を通じて、アルムナイとの関係を構築する企業を増やし、そして「企業と個人の新しい関係」というビジョンを実現すべく、今回、「アルムナイ研究所」を設立するに至った。
「アルムナイ研究所」では、企業とアルムナイの関係や退職に関する調査や研究、上記やそれに関連する研究会の企画・運営及び調査結果・研究結果の発表、上記を通じた各種メソッドの開発、アルムナイに関する施策に取り組む企業のコミュニティ運営などの活動を通じて「企業と個人の新しい関係」の実現に寄与していく。また、今回の設立に伴い、7月に第1回アルムナイシンポジウムを開催予定だ。