2020年05月18日 12:46

ファーストキッチンは、来店者が安心して店舗を利用できるよう、AI顔認識技術を活用した高速検温システムを、5月18日~6月12日までウェンディーズ・ファーストキッチン「赤坂見附店」において、試験導入する。

本システムは、ソフトバンクの子会社、日本コンピュータビジョン(JCV)が提供。AI(人工知能)を活用した顔認識技術により、マスクを着用したままでも来店者の体温を瞬時に測定する他、マスクの着用有無を検知・通知し、感染症の拡大予防に繋げる。

本システムは、AI検温ソリューション「SenseThunder」の体温測定機能を活用。赤外線カメラは、対象者と1.5メートルの距離を保った位置からでも、0.5秒で、±0.3℃の精度で体温を測定する。また来店者の体温異常を検知し、リアルタイムに店舗で確認することが可能。最適化されたアルゴリズムにより、マスクを着用したままでも正確に検温を行う。なお、今回の試験導入では、来店者の個人情報や画像データは一切取得しない。

本取り組みを通じて、ファーストキッチンは、店舗における感染リスクの低減対策と顧客が安心して店舗に足を運べる環境づくりを目指す。JCVは、本取り組みで得たノウハウを元に、感染症の予防や店舗施設の運営管理に貢献すべく、飲食店、ショッピングストアなどへの導入拡大を図っていく。

JCV「AI検温ソリューション SenseThunder」について