2020年05月13日 16:18

メドピアは、日医工との共同事業として、クリニックと患者を繋ぐかかりつけクリニック支援サービス「kakari for clinic」の提供を今秋に開始する。
高齢化の進展などにより、患者の生活習慣や過去の病歴を把握し、適切な診療や保健指導を行う「かかりつけ医」の役割がますます重要となっている。一方で、その役割を十分に果たすためには、通院後の状況確認や予防接種時期の通知などの個別のコミュニケーションから、地域の疾病流行状況などの情報発信に至るまで、クリニックと患者が適切にコミュニケーションをとれる仕組みが必要となる。
今回開始する「kakari for clinic」は、クリニックと患者を繋ぐチャット機能や、即時性の高い情報発信が簡単にできるクリニックPR機能を提供することで、クリニックと患者の円滑なコミュニケーションを支援する。また、患者の負担となる待ち時間の軽減や、待合室での2次感染リスクの軽減を図るために、アプリ・HP双方から時間帯予約ができる機能や、近日リリース予定の「first call for オンライン診療」を「kakari for clinic」に内包しオンライン診療に対応することも予定している。
なお、「kakari for clinic」の販売機能を強化することを目的に9月頃を目途に両社が出資する新会社を設立する予定。