2020年04月23日 17:15

マイナビは、「新型コロナウイルスに関する企業の新卒採用への影響調査」を発表した。

今回、新型コロナウイルス感染拡大、ならびに政府の緊急事態宣言発令が2021年卒の採用活動にどのような影響を及ぼしているか明らかにするために、臨時で調査を行った。新型コロナウイルス感染拡大によって採用予定数を変更するか調査したところ、82.6%の企業が「当初の予定どおり」と回答。東京都に本社を置く企業では75.0%と、全体平均より7.6%少ないが、概ね予定通りの採用が実施されるといえる。

採用活動の各フェーズにおいて、実施する時期を複数回答で調査したところ、対面で実施する「個別会社説明会」(47.0%)・「面接(個人)」(47.9%)・「面接(グループ)」(40.9%)はいずれも「5月下旬」の実施予定の割合が最も高く、「内々定出し」においては「6月上旬」(44.2%)が最も高いという結果が得られた。

政府による緊急事態宣言を受けて、採用担当者自身の勤務状況を調査したところ、全体の24.2%(「原則在宅ワーク」+「部分的な在宅ワーク」の合計)が在宅ワークを実施していることがわかった。特に上場企業では50.5%、東京都では65.1%と実施割合が高かった。こうした状況から、採用担当者自身の勤務環境が、実施できる採用活動の内容に影響を及ぼしていることがうかがえる。

調査期間は4月9日~13日。

調査結果の詳細はこちら