2020年04月10日 13:47

マイボイスコムは、「サステナビリティ(持続可能性)」に関するインターネット調査を3月1日~5日に実施し、1万251件の回答を集めた。
マイボイスコムは、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社だ。「サステナビリティ」とは、環境・社会・経済面で将来に渡って世の中をよりよい状態に保ち続けること。その認知を聞いたところ、「どのようなものか、内容を知っている」が21.0%、「聞いたことがあるが、どのようなものか知らない」が25.4%となっている。女性30・40代では、「知らない」が各6割強みられる。
サステナビリティに関連する事柄で内容を知っているものは(複数回答)、「ロハス」「フェアトレード」「SDGs(エスディージーズ)」が各2割強。「SDGs」は男性、「フェアトレード」「ロハス」は女性で比率が高くなっている。
「SDGs」は、経済・環境・社会における持続可能な開発を目指す17の国際目標。SDGsの中で重要だと思うものを聞いたところ(複数回答)、「すべての人に健康と福祉を」「安全な水とトイレを世界中に」「気候変動に具体的な対策を」「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」が各30%台だった。「エシカル消費」は、環境・社会・地域などに配慮した製品・サービスを選んで消費すること。エシカル消費の観点で行っていることは(複数回答)、「食品ロスを減らす」が42.2%、「エコバッグを使う、レジ袋は使わない」が35.6%、「長持ちする商品を買う」「地産地消」「省エネや節電・節水などを心がけた生活をする」が各20%台となった。