2020年04月10日 13:46

TSP太陽は、新型コロナウイルスをはじめとした感染症の検査や外来受付を迅速かつ安全に行う方法として、被検者が車に乗ったまま利用することのできる、テントを活用した「ドライブスルー型PCR検査所」のレンタルを開始する。
TSP太陽は、東日本大震災をはじめ、多様な仮設建築物の計画・設計・施工まで一気通貫で手掛けてきており、多数の実績がある。「ドライブスルー型PCR検査所」とは、屋外の任意の箇所に必要な内部設備をレイアウトしたテントを設置し、その中を通る自動車に乗った被検者を検査する、仮設の検査施設。感染症の爆発的な拡大などの事態において、検査に携わる医療従事者の感染リスクを低減すると共に、被検者同士の接触も避けることができ、また検査に要する時間を短縮することのできるソリューションだ。
「ドライブスルー型PCR検査所」には、軽量で持ち運びの容易な仮設テントを用いるため、病院内敷地や道路上など、場所を問わずに設置することができる。8m×15m程度のサイズのドライブスルー型検査所であれば、半日間で設置が完了。検査所には屋根が設けられ、被検者はその下を通過する構造であるため、天候に左右されずに使用することができる。ニーズに合わせて複数のサイズ展開から任意のものを選んで利用できるため、場所や環境も選ばない。また、レイアウトも敷地状況に合わせて調整可能で、車両検査窓口を増やすことも可能となっている。