2020年04月09日 12:10

サンクチュアリ・パブリッシングは、4月7日、書籍「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」を発売した。

この本は、仕事でのミスを減らしたい、まわりとのコミュニケーションを円滑にしたいという人たちのために、環境や仕事の仕方を変えることで楽に働けるようになるノウハウを、著者2人の実体験を交えながら紹介した内容になっている。

サンクチュアリ出版が、4月6日、20~50代の会社員1443人に「仕事の要領の良さに関するアンケート」を実施したところ、自分は仕事の要領が良くない、と感じている人が全体の38%、20代では44.6%もいた。本書の著者で、過去に発達障害の診断を受けたことのある小鳥遊さん曰く、「ケアレスミスを何度も繰り返してしまうような要領が悪い人の中には、自分のように発達障害の特性を持つ人も少なくない。そのような人ほど叱られると余計にミスをしてしまうこともある。私のような注意欠如・多動症(ADHD)の人はそもそもミスが多く、ミスをすることに過剰反応してしまう。」と説明。本書では、自分の傾向はそのままに、ちょっとした「やり方」を変えるだけで仕事の苦手意識をなくすノウハウを伝える。

同じく著者、F太さんも「この本は当事者だけでなく、4月から新しく部下を持つ上司にとっても、ミスが多かったり、要領が悪い部下にはどう接すればいいいのかが理解できる本になっています」とのこと。当事者だけではなく、部下をもつ上司や経営者にもおすすめの1冊だ。

価格は1400円(税抜)。発売日は4月7日。

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