2020年04月07日 11:59

イエラエセキュリティは、セキュリティ事故発生時の対応支援および発生原因・被害の影響範囲などの調査を行う「フォレンジック調査」サービスを4月1日より提供開始した。

近年、クラウドサービスの充実に伴い約6割の企業がクラウドサービスを利用している。企業のあらゆる情報がデータ化されデジタル資産が増加する一方で、それらを標的としたサイバー攻撃も年々高度化・巧妙化しており、標的型攻撃の被害やビジネスメール詐欺(BEC)などが増加している。また、企業で浸透しつつあるテレワークにおいては、十分なセキュリティ対策がなされたオフィス環境とは異なり、機密データは公衆無線LAN(セキュリティ対策に不備があるWi-Fi)を介した情報漏えい、マルウェア感染、不正アクセス、ノートPCの紛失や盗難などの脅威にさらされている。

フォレンジックとは、コンピュータなどに残されたデータの証拠収集や調査・分析を行うこと。「フォレンジック調査」サービスでは、マルウェア感染や不正アクセス、情報漏えいなどのセキュリティ事故が発生した直後の対応支援、および発生原因・被害の影響範囲などの調査を行うサービスだ。セキュリティ事故発生時に、被害の規模や影響範囲を迅速に特定することで被害の拡大を阻止し、事故原因の解明によりその後の対外的な報告や再発防止策など適切な対応を取ることができる。さらに、調査後の脆弱性診断やペネトレーションテストもワンストップで支援する。

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