2020年04月03日 12:49

Connected Industries(CI Inc.、シーアイ・インク)は、4月5日、働く子育て世代と病児保育施設のための病児保育運用支援システム「あずかるこちゃん」のサービスを開始する。
テレワークの活用など、企業の働き方が見直されつつある一方で、変わらず子育て世代を悩ませる課題がある。それは「子どもの急病時の仕事の調整」だ。そんな子どもの急病時に、働く保護者を支える「病児保育施設」がある。病児保育施設は、全国的に施設数、利用人数共に増加しており、2017度は1622施設、年間延べ利用人数は約69万人と拡充している。しかし、認知不足や電話予約に代表される利用しづらい仕組みが原因で、施設の平均利用率は30%と低く、十分に活用されていないのが現状だ。
今回サービスを開始する病児保育運営支援システム「あずかるこちゃん」は、24時間いつでも簡単にスマホやLINEから病児保育施設の検索と予約を行うことができるサービス。施設スタッフにとっても煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できる職場環境が作られるというメリットがある。また、病気の子どもは最適な保育看護を受けられ、保護者は安心して仕事に集中できることで、企業は生産性の向上やキャリア支援の実現が見込める。「あずかるこちゃん」は、子どもを中心に、働く子育て世代、病児保育施設、企業の4者が笑顔になり、誰もが安心して子どもを産み育てられる社会の実現を目指す。
サービス開始日は4月5日。初年度で200施設の導入を目指す。