2020年04月01日 19:00

学研プラス発行の料理書籍「藤井弁当」が重版を重ね、発売2ヶ月を前に10万部を突破した。

1月30日に発売されたレシピ本「藤井弁当」。発売一週間で早々に重版、書店やウェブメディアでも高評となった本書は、オンライン書店「お弁当の本」ジャンルで1位を獲得。発売2ヶ月を待たずにこのたび10万部を突破した。本書には、著者の料理研究家、藤井恵さんが2人の娘さんのために15年間お弁当を作り続けてきた中で「どうすれば作る人にストレスがなく、食べる人もうれしいお弁当を作れるのか?」と試行錯誤して導き出した極意が詰まっている。

毎日ストレスなく作れ、食べる人もおいしく楽しめるお弁当の極意は「使うのは卵焼き器ひとつ」「おかずは3品、おもな食材も3つだけ」「毎回同じ順番で作る」、という「お弁当作りのパターン化」にあった。これを朝起きて顔を洗って歯を磨く、といった「日課」のように作り続けていると、お弁当作りがだんだんと身についてくる。

本書では、手順をプロセスカットで丁寧に解説しながら、まずは5日間分のお弁当を紹介。慣れてきたら、好きなおかずに挑戦。ということで、主菜41品、あえるだけの野菜の副菜40品、卵焼きのバリエ18品を掲載。主菜には、副菜、卵焼きの組合せ例を提案しているので、迷ったときの参考になる。このほか、寝坊したときの炒めるだけのっけ弁当や、ちょこっとした作り置きのおかずも紹介している。

藤井弁当」は本体1200円+税。