2020年04月01日 13:11

アニコム損害保険は、同社のペット保険契約者5000名以上から得られた回答をもとに2019年の1年間にペットにかけた年間支出費用を発表した。

本調査は、犬・猫だけでなくうさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミといった小動物まで調査している。犬・猫それぞれについて、病気の治療費やフード代、トリミング料といった各項目にかかる費用を調べたところ、犬では30万6801円(前年比92.5%)、猫では15万8680円(前年比98.6%)だった。最大の支出項目は、犬猫ともに「フード・おやつ(約5万円)」であり、月4000円ほどの支出となっている。防災への意識の高まりからか、犬猫ともに防災にかける費用は上昇しており、災害の続く日本では、今後も防災関連費用は高まっていくであろうことが予想される。

犬・猫以外のエキゾチックアニマル(うさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミ)については、最も費用が高かったのは「うさぎ」で、年間8万8410円。次いで、フェレットが年間6万9690円という結果となった。なお、今回発表した費用はあくまで平均値で、大きな怪我や病気などになればもっと大きな出費となる可能性もある。費用を理由に飼育放棄となることが決してないよう、家族できちんと検討したうえで、ペットを迎えることが必要だ。

あわせて、アニコムが運営するペットに関する情報サイト「anicom you」でも、ペットにかかる年間費用についての情報を掲載している。

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