2020年04月01日 12:57

日本乾燥おから協会は、毎年4月8日を「おからの日」とすることを正式決定し、日本記念日協会に認定された。

豆腐や油揚げ、豆乳、高野豆腐等を作るときに出る「おから」は、近年、食物繊維や大豆たんぱく質を含む健康食材として注目を集め、「おから」を積極的に食べることは、いま話題の食品ロス低減にも繋がる。4月は別名「卯月」と呼ばれ、「卯の花が咲く月」が転じて、「卯月(卯の花月の略)」と呼ぶようになったという説がある。ほかにも、卯の花は「おから(雪花菜)」とも呼ばれ、4月8日に行われる「花まつり(お釈迦様の誕生日を祝う行事)」では、家々に卯の花を飾ってお祝いをする風習が今も全国各地に残っている。

日本乾燥おから協会では、新年度、新生活が始まる時期に健康食材である「おから」を食べることで、慣れない新生活での体調管理と1年間の無病息災を祈り、食べ物のありがたみや日本古来の「もったいない」心を思い起こす良い機会として、「卯の花」と縁の深いお釈迦様の誕生日「4月8日」を制定した。

また、これに伴い、全国豆腐連合会、日本豆腐協会とともに「おからの日推進委員会」を発足。新年度がスタートするこの時期、季節や環境の変化による不調を予防するためにも、栄養豊富なおからの活用を推進していく。手軽に食物繊維がプラスできるおからパウダーにより、日本人の健康に寄与できればと考えている。

日本乾燥おから協会