2020年03月31日 18:52

環境省では、環境省、消費者庁、農林水産省およびドギーバッグ普及委員会の共催で、「Newドギーバッグアイデアコンテスト」を開催。その応募受付が3月31日にスタートするにあたり、小泉環境大臣がコンテスト参加を呼びかけるメッセージを発信した。
ドギーバッグ doggy bagとは、客が食べ残した料理をつめて持ち帰るための容器や袋のこと。主に米国の外食産業で使用されている。犬に食べさせるために持ち帰るという言い訳で持ち帰ったことから、犬の容器=ドギーバッグという名が付いたとされる。このたび開催されるコンテストは、飲食店で食べきれなかった料理を持ち帰る新たなスタイルを身近な文化として広め、利用者の自己責任と店との相互理解のもとで、飲食店等における持ち帰りの実践を促す社会的な機運醸成を図ることを目的にしたもの。
小泉環境大臣は、「食品ロスの削減については、我が国として食品ロスの発生量を2030 年度までに2000 年度比で半減するとの目標の達成に向け、取組を進めている。しかし日本は約600万トンという食品ロスを年間で生んでおり、この数字は、国連機関の年間の食料援助量の約2倍にあたる量。一方で日本の食料自給率は約37%と極めて低くなっている。こういった現状をなんとか変えていくためにも、皆さんの力を貸してください」とメッセージを寄せた。
コンテストの応募期間は、2020年3月31日(火)~6月1日(月)24時締切。誰でも応募可能。詳しくはこちら。