2020年03月31日 18:36

宮崎県椎葉村は、地方創生のための拠点として、村内外の老若男女が交流するための拠点施設Katerie(カテリエ)を建設した。

同施設は、九州初、全国で5例目となる「LENコード(カメレオンコード)」と「Change Magic(チェンジマジック)」を組み合わせた図書管理システムの導入を実現した図書館「ぶん文Bun」や、県内で初めて3D木材加工機「ShopBot」を導入したものづくりラボ等、複数の機能を備えている。また、椎葉中央保育所と公園を共有するように建設されており、特に子育て世代がイキイキと椎葉村らしい暮らしを体現することができる施設となっている。

さらに全館無料Wi-Fiを完備しており、村外の利用者に観光の拠点や、ワーケーション時の仕事の拠点として利用されることも想定。2020年7月下旬頃のオープンを目指し、現在準備中。オープン前に一般利用者向けのプレイベントや、各種メディア向けプレイベントを開催予定。詳しくはKaterieホームページ等にて順次案内する。

同村では、Katerieの運営を通じて新たな学びと憩いの場を創出。「ぶん文Bun」で生まれる新たな読書体験や、コワーキングスペース等を利用したワーケーション誘致、また「Shop Bot」等を活用した次世代のクリエイティビティ。そうした一連の活動の相乗効果により、日本三大秘境と言われる雄大な自然のなかで育まれる人々の交流に新たな活力が生まれることを期待している。