2020年03月31日 14:20

東京都は、ヘルプマークとヘルプカードの違いや活用方法を分かりやすく記載したリーフレット「もっと知りたい ヘルプマーク ヘルプカード」を作成した。

ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、または妊娠初期の人など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲の人に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう作成したマーク。多様な主体による活用を図り、援助が必要な人が日常的に様々な援助が受けられる社会づくりを推進する。ヘルプカードは、障害のある人などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるために活用してもらうことを目的として作成したカード。緊急連絡先やかかりつけ医療機関、本人の特徴、支援についてのお願いなどの記入欄が設けられている。

東京都では、ヘルプマークの普及推進活動を行っている。これまで、ヘルプマーク特設サイトやヘルプマーク作成・活用ガイドライン等を通じて、広く都民の人々や民間企業への普及を図り、また、他自治体にも活用を働きかけるなど、広域的な普及にも取り組んできた。今回作成したリーフレット「もっと知りたい ヘルプマーク ヘルプカード」は、イベント等で配布するほか、ホームページに掲載しており、ダウンロードして自由に活用することができる。

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