2020年03月30日 18:44

リキッド・デザイン・システムズ(LDS社)とリコオテクノは、産院における乳幼児の睡眠中の安全を見守る製品「ベビーセンサーBaby Ai(R)Med.」(ベビーアイメド)」を4月から販売開始する。

LDS社は、乳幼児から成人、高齢者までの眠りを記録、解析する独自のバイタルセンサーを利用したIoT製品の開発を行っており、本製品は、本体及びアプリを含めてベビーセンサー関連の第8番目の製品。また、リコオテクノ社は医療機器を扱う輸入商社で、初の国内製ベビーセンサーの取り扱いとなる。

「Baby Ai Med.」は、乳幼児の睡眠中に、身体に非接触で体動から推測した呼吸数をモニターできる日本製のBabyTech製品。新生児から2-3ヶ月の赤ちゃんに最適化した仕様となっており、ベビーコット内に設置できる柔らかなセンサーマットが付属している。体動から推測した1分間の平均呼吸数を常時モニターし、呼吸体動数が大幅に変化したときに本体から光と音でアラートを発する。2019年度4月に発売した「ベビーセンサーBaby Ai(R)」(ベビーアイ)を、産院向けに改良し発展させた製品で、看護師の業務負担と産後の母親の乳幼児見守り負担を軽減する。

今後製品化予定の専用端末/アプリにより見守りシステムのIoT化を行い、専用端末でセンサー感度を5段階調整、呼吸体動数や乳幼児近くの気温・湿度の表示および記録、複数名の乳幼児を同時遠隔モニター/アラートなど様々な発展性がある。希望小売価格1セット 120,000円(税別)。