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2020年03月30日 09:06

ヨガアライアンスは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、ヨガ指導者を養成するティーチャートレーニングのオンライン学習を認める特別措置をヨガアライアンス認定校に対して発表した。

今回の特別措置を発表したヨガアライアンスは、ヨガインストラクター資格のRYT(Registered Yoga Teacher)などを発行し、世界100カ国以上に約8万人の登録者がいる最も権威あるヨガ資格発行団体。日本でヨガアライアンスに登録しているRYS(Registered Yoga School)と呼ばれるヨガスクールは約160校あり、この認定校が提供するプログラムを修了した人にRYT資格が発行される。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、集団感染を防ぐためスポーツクラブの臨時休業などが増え、ヨガスクールも例外ではない。安全かつ対面と変わらない質の講義を提供したいという多くのヨガスクールの要望を受け、オンラインによる遠隔学習を期間限定で許可する特別措置を発表した。現在、RYS300およびRYS500、そして新スタンダードに登録していないRYS200に関してはオンライン学習を認めない従来のスタンダードを適用している。それが今回の特別措置により、全講義でオンライン学習が認められることになった。感染を予防するために「社会活動で距離を取る」ことが求められる中、オンライン学習が可能になったことで安全にティーチャートレーニングを継続できるようになる。

特別措置の期間は、3月13日~4月13日。

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