2020年03月24日 12:29

東京地下鉄(東京メトロ)は、オープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR(東京メトロアクセラレーター)2019」の最終審査通過企業を決定した。

「Tokyo Metro ACCELERATOR 2019」は、「Keeping You on the Move~みんなが自分らしくつながる未来へ~」というコンセプトのもと、「CONNECTION(つながり)」、「WORK(働き方)」、「WELLNESS(健康)」をテーマとし、2019年12月に協業パートナー企業の募集を行った。応募総数130件に対して、2度の審査を経て選ばれた6社の中から「ゲシピ」と「魔法アプリ」の2社が最終審査を通過。4月から順次実証実験を実施し、各企業と共創を進めていく。

ゲシピの共創提案「東京メトロ沿線でのeスポーツジムの運営と裾野拡大に向けたイベント実施」は、安価で気軽に利用できるeスポーツジムを、両者の共同事業として沿線住民や駅の利用者に提供。あわせてジム利用者やeスポーツプレイヤー向けのイベントも都内各地で定期実施し裾野を拡大するだけでなく、ジム間やイベント会場との新たな旅客流動も実現する。また、電車に乗ることなどが苦手な「パニック障害」は、日本国内で120万人以上の方が経験すると言われている。魔法アプリの共創提案「VR技術を活用した電車・地下鉄恐怖症の克服に向けた取組み」は、VR技術を活用した克服のための「曝露療法」を東京メトロが支援することで、安心して電車に乗ることができる環境作りを進めていく。

東京メトロ