2020年03月19日 14:58

美術出版社のアート専門誌「美術手帖」が運営する「OIL by 美術手帖」は、3月20日より16日間、ウェブ上でアート作品の閲覧・購入が可能な特設サイト「OIL by 美術手帖 オンライン・ビューイング」の開催を決定した。
「OIL by 美術手帖」は、日本を代表するギャラリーやアートストアが出店する、アートに特化したマーケットプレイス。2019年4月のローンチ以来、オンラインでの「アート作品の購入」という体験を提供している。
新型コロナウィルスの世界的流行により、3月に東京で開催予定だった「アートフェア東京」、「ART in PARK HOTEL TOKYO」、「3331 ART FAIR 2020」といったアートフェアが相次いで中止・延期・縮小を発表した。日本において1年で最もアート購入の機運が高まるこの機会を逸することは、アートマーケットならびにアートシーンにとっても大きな損失となってしまう。
この危機的状況に対して、今回アートフェアに出展予定だったギャラリーの人々に呼びかけて、リアルな場の代替的な手段としてオンライン上にアーティストの作品を掲載することで、アート鑑賞と購入の機会を創出できればと、企画した。現在、50を超えるギャラリーが趣旨に賛同して参加を表明。およそ700点以上のアート作品を掲載予定で、サイト上での決済購入・問い合わせによる購入が可能となる。
開催期間は3月20日~4月5日。サイトオープンは3月20日10時予定。