2020年03月19日 14:52

日本ガラスびん協会は、「第16回ガラスびんアワード」を受賞した8商品を発表した。
「ガラスびんアワード」は、「ガラスびんは優れた保存容器である」という視点から、時代の潮流、消費者のライフスタイルの変化を捉え、世の中のトレンドをガラスびんを通じて表現する場や機会として開催しており、社会的にも意義の大きい取組みと考えている。同アワードを通じて、ガラスびんの持つ優位性や特性を時流とマッチさせながら進化を求め、広く社会へ発信し、改めてガラスびんの持つ魅力を伝えて行きたいと考えている。
令和初の「ガラスびんアワード」は、第16回目を迎えシンボルロゴも刷新。今年は2019年を上回る300近いエントリーがあり、多彩な表情のガラスびんがその魅力を競い合った。今回より消費者である一般審査員も加わり、より幅の広い視点からの審査を実現。ガラスびんならではの魅力を備えた商品が選考された。
「第16回ガラスびんアワード」は、審査委員長を務めるリリー・フランキーさんとフリーアナウンサー富永美樹さんにより、最終審査会が開催され、応募エントリー数、297エントリー(403本)の中から各賞を決定。選考の結果、最優秀賞には、養命酒製造の「香の森」を選出した。選出理由は「見た瞬間に透き通った森が広がってくる美しい印象。四角い底部から上に向かって円形に変化するボトル形状、枝をモチーフにした彫刻、山の稜線を型抜きしたラベルと木製のキャップが相まって、ガラスびんの可能性が出し尽くされた商品」という点が高く評価された。