2020年03月18日 16:22

JDnetが運営する進学塾・予備校にかかわる情報サイト「塾・予備校比較ナビ」は、高校2年生の子供を持つ母親を対象に、「大学入学共通テスト」に関するアンケート調査を実施した。
まず、2020年1月29日に行われた「大学入学共通テスト」の方針発表について、「知っている」と回答した人は52.4%だった。その人たちに、「大学入学共通テスト」で問われる知識、技能などの能力について知っているかどうかを聞くと、42.8%が「知らない」または「よくわからない」という状況であることがわかった。
また、「大学入学共通テスト」の英語の出題内容(リーディング、リスニングなど)について、「よく知っている」と回答した人は18.0%と2割を切っており、「ある程度知っている」は39.1%、「何となくは知っているが、あまりよくわからない」が36.1%、「全く知らない」は6.8%だった。新しく変更になる英語の「リーディング」と「リスニング」の配点比率については、16.5%が「よく知っている」、27.8%が「ある程度知っている」と回答。一方、55.6%が「全く知らない」または「よくわからない」という状況だった。
現在の受験生の学習環境について、勉強に集中できる環境かどうかを聞くと「そう思う」(16.6%)、「どちらかというとそう思う」(29.6%)と、ポジティブな回答をした人は46.2%と半数以下。「集中できる環境だ」と思わない人に、今よりもっと勉強に集中できれば成績があがると思うかを聞くと、合計で88.6%が「あがると思う」と回答した。詳しくはこちら。