2020年03月05日 16:59

バンダイナムコ研究所は、東宝スタジオのプロダクションセンター内に「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」を新設した。
バンダイナムコ研究所は「Creating Entertainment Innovation!(革新的なエンターテインメントを創造する)」というミッションのもと、最先端技術における研究・検証・開発や、ゲーム制作で培われたノウハウを活用した新たなコンテンツの研究開発を手掛けている。
昨今、AIやAR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)の技術開発が加速するなか、エンターテインメントをはじめ、さまざまな分野において「人を笑顔にする」可能性が広がりつつあり、迅速に研究開発を進めるためにはプロトタイピング環境が必要不可欠になった。東宝スタジオは日本最大級のスタジオで、映像・音声ともに最新鋭の技術を搭載した施設を兼ね備えているほか、映像における膨大な知識と経験豊富なクリエイターが多く集まっていることから、さまざまなチャレンジが期待できる。
バンダイナムコ研究所の代表取締役社長・中谷始さんは、「本研究所は、最先端技術の研究開発を起点に「エンターテインメントの新しい価値を創出」するエンターテインメント イノベーション集団。世界中のイノベーターや研究者、企業と積極的に共創し、一緒に新しいエンターテインメントを創出していきたい」とコメント。東宝スタジオラボは、今後、バンダイナムコ研究所の試作実験場として最大限活用されることになる。