2020年01月29日 16:11

justInCaseは、2019年7月5日に取得した規制のサンドボックス認定に基づき、国内初となるP2P保険(「わりかん保険」)を発売する。
justInCaseは、少額短期保険業者として、「保険をインタラクティブに」というビジョンを掲げ、テクノロジーで保険業を変革することを目指し、インシュアテック事業を展開している。
「わりかん保険」とは、保険の契約者同士がリスクをシェアし、もしものことが起こった際に助け合う仕組みを実現するもの。保険の原点とも考えられ、日本古来からある、頼母子講(たのもしこう)や無尽(むじん)をテクノロジーで蘇らせた。
今回justInCaseが提供する「わりかん保険」はがん保険であり、IT技術を利用した助け合いの実現により、既存のがん保険より低価格を実現。保険料はあと払いで、がん診断時に一時金として80万円。保険料は、月次で契約者全体の保険金の合計金額を算出し、その時点での契約者数で割った金額に、一定の管理費を上乗せした金額があと払い保険料となり、justInCaseが事後徴収する。例えば、2020年1月の保険金の合計金額が160万円で、契約者数が1万人の場合には、「160万円÷1.3÷(1万人-2人)=229円」が、保険料として2020年2月に事後請求される。
販売にあたり、8社のパートナー企業との協業が決定。justInCaseならびにパートナー企業における取り扱いは、1月28日から順次開始される。