2020年01月28日 14:59

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2020年度(第43回公募)の募集を3月18日に開始する。

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクトで、1991年にスタートし、今年で30年目を迎える。今年は、写真家のポール・グラハムさんや美術評論家の椹木野衣さん、写真家の瀧本幹也さんなど国内外から7名の審査員を迎え、現代アートシーンで活躍するような写真家・映像作家を発掘するグローバルな写真コンテストを推進している。

キヤノンでは受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、ホームページでの情報発信など、受賞者の育成・支援活動を総合的に行うことで、次世代の写真表現を切り開き、写真界の発展に寄与してきた。これまでの応募者総数は3万1357名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されている。

公募は3月18日~5月20日まで行い、6月に開催する「優秀賞選出審査会」において優秀賞7名(組)と佳作14名(組)を選出する。その後、10月に行う「グランプリ選出公開審査会」において優秀賞受賞者の中からグランプリ1名(組)を選出。グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞のキヤノン製品のほか、特典として次年度における個展開催の権利などを授与する。

応募費用は無料。受付期間は3月18日~5月20日。

「写真新世紀」ホームページ