2020年01月20日 08:00

神戸ファッション美術館では、特別展「長くつ下のピッピの世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」を開催する。

天真爛漫で力まさりの女の子が繰り広げる奇想天外な物語「長くつ下のピッピ」は1941年、スウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーン(1907‐2002年)が娘に語り聞かせた即興の話から生まれた。1945年に出版されてから世界各国で翻訳され、読み継がれている。初版から2020年で75周年。「ピッピ」のオリジナル・タイプ原稿のほか、「ピッピ」や「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズの挿し絵原画を展示。さらに「子どもの本の女王」と称され、女性や子どもたちの地位向上にも尽力したリンドグレーンゆかりの品などを一堂に集め、今も愛される「世界一つよい女の子」ピッピの物語とリンドグレーンのメッセージを紹介する。

展示は138点(オリジナル原画、初版本、リンドグレーン愛用品等)、模型、特別映像など。「長くつ下のピッピ」 リンドグレーンがタイプしたオリジナル原稿、初版本、挿絵原画。「アストリッド・リンドグレーン」 愛用品、ゆかりの品々など。

特別展は、神戸ファッション美術館にて2月1日~3月29日開催。開館時間は10時~18時(入館は17時半まで)。月曜休館。※2月24日は開館、翌2月25日は休館となる。入館料は一般1000円(800円)、65歳以上・大学生500円(400円)となる。高校生以下は無料、ただし小学生以下は保護者(大学生以上)同伴。※入館料の( )内は30人以上の団体料金。