2020年01月14日 13:06

ローンディールの企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」は、トヨタ自動車への導入が決定した。

「レンタル移籍」は、ローンディールが提供する人材育成プログラムで、研修・出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。現在は主にイノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業から、事業開発力を強化したいベンチャー企業へのレンタル移籍が主な活用方法となっている。

今回、トヨタ自動車にて、レンタル移籍の導入が決定し、第1号案件として、1月より先進技術開発カンパニー先進プロジェクト推進部の主幹である桑原正明さんが、エレファンテックへのレンタル移籍を開始した。移籍期間は半年間で、同社の技術を活用し、自動車用ワイヤーハーネスを印刷により実現する新規事業の立ち上げに取り組む。トヨタ自動車は、モビリティおよびサービスの企画・実行を担う人材の育成を目的に、経営センス・人間力を身につけることを期待しており、春以降も数名のレンタル移籍を予定している。

今回のレンタル移籍開始により、大企業側での導入は32社、移籍者数は78名となった。今後も、ローンディールは、大企業の人材育成や組織開発を通じたイノベーション創出の支援、ベンチャー企業の事業推進に貢献し、ミッションとして掲げる「日本的な人材の流動化の創出」に取り組んでいく。

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