2020年01月14日 12:12

KYMCO(光陽工業)は、2019年の台湾二輪車市場における新車販売台数第1位を獲得し2000年から20連覇を達成した。

1964年に台湾の高雄市で設立した光陽工業は、ホンダとの技術提携により「光陽機車HONDA」ブランドを展開してきた。1992年に自社の英語名「Kwang Yang Motor CO.,Ltd.」の頭文字をとった「KYMCO」ブランドのグローバル展開を開始。台湾トップブランドの座を確固たるものとしているKYMCOブランドの製品は現在世界107の国と地域で販売されており、欧州等広い地域で日本ブランドに肩を並べるシェアを有している他、日欧米のブランドにOEM/ODMによる製品の提供も行っている。

設立55周年の節目となった2019年は、年間販売台数30万390台、販売シェア33.3%を達成。20年間の台湾市場累計新車販売台数は539万2786台となった。KYMCOは、2019年1月~12月まですべての月で販売台数第1位を獲得、4年連続で30万台を上回る販売台数を記録した。

台湾は世界で最も二輪車が普及しており、その普及台数は人口100人あたり60台以上と、日本の6倍以上の普及率を誇る。KYMCOは世界トップレベルの品質・信頼性・アフターサービスによって、二輪車の重要性が世界一高い台湾で最も信頼されるブランドとなっている。

キムコジャパン