2020年01月10日 16:23

600は、企業やマンションに導入されている無人コンビニ「600(ろっぴゃく)」内で、発売前の食品や日用品などの商品を販売しテストマーケティングが行える「テストマーケティング支援サービス」を1月より開始した。

「600」は、100社100通りの品揃えを実現するキャッシュレスな無人コンビニとして、2018年6月にサービス開始。半径500mを商圏とするコンビニより10倍近い、徒歩1分圏内の「半径50m」商圏で最先端の購買体験を東京23区内のオフィスとマンションを中心に提供してきた。利用者に応じて品揃えのカスタマイズが可能な他、オフィスビルのエレベーターやランチタイム時のコンビニなどでの行列で発生するロスタイムの解消、半径50m内の購買活動によって時間の効率化を図っている。

今回、多くの食品・飲料メーカーからの要望を受け、新たに「テストマーケティング支援サービス」を展開することになった。メーカーは、企業のオフィスやマンション共有部に設置されている「600」内で、発売前の食品や飲料などを試験的に販売し、消費者の反応や購買行動データを取得することが可能。購買分析データはレポートとして提供する。

「600」では、RFIDによる商品管理で、仕入れから配架・陳列まで全て自社の独自流通で行なっており、オフラインのリアルな購買データをメーカーにスピーディーにフィードバックできることが大きな特徴となっている。

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